UX-12A |
(電力増幅用 直熱形3極管) フィラメント電圧:5V 電流:0.25A
A1・・シングル(S)動作例
プレート電圧:180V グリット電圧:-15V 増幅率(μ):7.5 プレート内部抵抗((rP):4.15KΩ
Gm:1800μモー プレート電流:8.5mA 負荷抵抗:10KΩ 出力:0.27W
UX-12Aは、UX-112A(1927年 RCA開発.・・ナス管)の後継種のST管として1934年頃(S・9年) 東京電気・・マツダ(現 東芝)が製造を開始した球です。 日本では戦前、戦中に、主に並4ラジオ等の出力管に使用され、東芝では昭和25年頃までラジオ用の保守品種として製造は継続されました。(他社品は昭和33〜4年位まで?)私の記憶によれば昭和36〜7年頃にも秋葉原に新品が並んでいたことを覚えています。 なをUXやUYなどの、球のベースを表わさない 12A・・は昭和30年以降のものだそうです。(写真はマツダ・・東京電気製)
12Aは初期真空管の面影を色濃く残していて素朴な電極構造の、この球が私は大好きです。私的ですが並四のマグネチックスピーカーと 12A のコンビの再生音は誠に好ましく現在でも我が家でケナゲニ働いております。
下に電極部を示します
UX-12A |
DON 製 マツダ 製 |