6V6-GT |
(電力増幅用 傍熱形ビーム4極管) eH:6.3V iH:0.45A
A1(S)動作例
EP:250V IP:45mA EG1:-12.5V EG2:250V
IG2:4.5mA rP:52KΩ RL:5KΩ μ:218 gm:4100 PO:4.5W
6V6-GT は、RCAが1937年に発表した 6V6というメタル・ビーム管(金属管)が原種です。 小消費電力で効率が良く、米国などでは大形ラジオや電蓄及びギターアンプの出力管として多用されたようですが、日本では6V6使用の商業ベースに乗った機器名は、私の記憶に有りませんネ。(僅かに拡声用アンプやHiFiアンプ・キットが存在したかな?と、いった程度です) ギターアンプは現在でも真空管式が健在です。
・・が、しかし、日本のアマチュア作品の機器には本当に沢山使われました。 HiFiアンプに、ハム局の小出力AM送信機の終段管や変調器などにです。 特に私見ですが、三次歪みの少ないこの球は、アンプに使用した場合、馬力が有り、なを且つ澄んだ良い音が印象的で有りました。 ギター・アンプに多用された事もウナヅケマス。 聞くところによると 2005年の現在でも主に楽器の保守用途として(?)生産されているラシイ・・。。写真はナショナル(松下電器)製。