測定その他・・の続き

 データの内で、AUX→OUTの周波数振幅特性の高域低下は、主にバランスVRと音量VRの間で起こっています・・が、低域とのバランス(帯域フィルター的要素で)が適当(?)と、思います。

R・Lチャンネルのクロストークは(セパレーション・・のほうが正しいかな)部品配置や配線の引き回しなど私としては最大限に配慮したつもりですが、これ以上は良くなりませんでした、又、低域での悪化は電源インピーダンスの問題だと思われます。

AUX→OUTの利得は、出力段その他の損失のため TONE・PASSで約14倍(23dB) ONで約13倍となりました。   


以下に、スペックを まとめてみました

EQ 部---利得・・95倍(39.5dB)  S/N・・約 -110dB(0.3mV)入力換算  RIAA偏差・・+−0.5dB以内(30〜15KHZ)  許容入力レベル・・約 190mV(1KHZ)

AUX→プリOUT---利得・・14倍(23dB・TONE-OFF)  定格出力・・1V(最大出力・・10V以上)  周波数特性・・20〜20KHZ・+0 −0.5dB以内(10〜60KHZ・ -3dB以内)  S/N・・約 -66dB(0.5mV)入力換算  ・・定格出力1V時 0.05%以内(10V出力時 0.2% 以内)


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