UY-27A |
(検波増幅用 傍熱形三極管) ヒーター電圧:2.5V 電流:1.5A
規格
EP:250V EG:-21V IP:5.2mA rp:9KΩ μ:9 gm:1mモー
検波に使用する場合は次のような値が適当であります。
プレート検波・・・・・ プレート電圧:250V グリッド電圧:約 -30V
グリッド検波・・ プレート電圧:45V グリッド・コンデンサー:250PF グリッド・リーク:1〜5MΩ
UY-27A
1927年RCA開発のUY-227→UY-27を、日本 初の傍熱形真空管として1934年(S 9年)に、 東京電気・・マツダ(現 東芝)が、その改良品であるUY-27Aとして製造販売した球です。(UY-227→UY-27を27A以前にすでに製造していましたが) プレートが網目状です。(写真は宮田製作所製・・エレバム真空管)
とにかく、この傍熱管の発売によって、それまで電池に頼っていたラジオが AC-100V(商用電源)で使用できるようになった記念すべき真空管であると言えます。(直熱管はAC電源で検波に使用した場合ハム音で使用不能)