UY-56A |
(検波増幅用 傍熱形三極管) ヒーター電圧:2.5V 電流:0.8A
規格
EP:250V IP:1.2mA EG:-13.5V μ:13.6 rp:8kΩ gm:1.45mモー
UY-56A
UY-27の改良版である米国の 56 をUY-56として東京電気(マツダ・・現 東芝)が製造したのは1933年前後で、その後、1940年の時節柄その省エネ版のUY-56Aを製造開始して1947〜8年まで主にラジオの検波管として使われ、戦後1950年前後に再びUY-56が製造され元に戻されています。及び、他メーカー製造のUY-56Aの規格はUY-56のままであったりして、戦中、戦後の混乱期に・・トニカク使えればイイヤ・・の、その場しのぎ的存在であった感じを受ける球です。 (写真のUY-56Aはメーカー不明品ですが、その電極の様子や概観が、何となく雑な作りに見えますネ)
下記に本来の球であるUY-56の規格を上げておきます
eH:2.5V iH:1.0A EP:250V IP:5mA EG:-13.5V μ:13.8 rp:9.5kΩ gm:1.45mモー