6WC5 |
周波数変換用七極管(コンバーター管) ヒーター電圧:6.3V 電流:0.35A
規格(動作例)
Ep:250V Ip:3.5mA Eg1:0V Eg2:100V Ig2+Ig4:8.5mA Rp:1MΩ Gm:450μモー
6WC5
6WC5は、6Z-DH3A(前ぺーじ)と同時期(1947年頃)に、スーパーラジオ用周波数変換管として、それまで存在した6SA7-GTをST管化して東京電気(マツダ・・現 東芝)が開発した5グリッドを有する七極管です。
開発目的は、主に五球スーパーの周波数変換用で(又、短波その他のスーパー受信機に)多くはDH3Aと共にコンビで使用され、MT管の五球スーパーが普及する昭和30年代前半まで広く使われました。(同種MT管は6BE6 12BE6です)
G1とG2とk・・の3極で局部発振に使用し、信号入力はG3に加え、G4をSg、G5をSupGとして動作させ、管内電子結合で混合作用を行わさせる。 なを、G3はバリミュー管特性で、AVC(自動音量調整)動作が可能。 (写真は SUN 真空管・・MANUFACTURE CO.LTD)
6WC5
SUN 製 マツダ 製