6AC7-GT |
映像増幅用(高周波増幅用)五極管 ヒーター電圧:6.3V 電流:0.45A
規格(動作例)
Ep:300V Ip:10mA Eg1:? Eg2:150V Ig2:2.5mA rp:iMΩ Gm:0.9mモー μ:6700
6AC7は、1939〜1940年頃に米国で開発された球です(開発メーカーは不明) その目的は主に兵器用で(誘導ミサイル用のテレビ受像器の映像中間周波増幅管として)あったようです。
電極構造(その支持方法)は、外部振動防御に対して強固な完璧なもので、サスガ・・と思わせます。日本では、1953年(昭和28年)頃にテレビ放送開始に伴って国産化され(最初の製造メーカーは不明)初期のテレビ受像機に使われました。(一部のテレビでは、映像出力管として、及び昭和30年代まで自作のアマ無線機器などにも多く使われました) 写真は日立製。