6C4

(検波 発振 増幅用三極管)  ヒーター電圧:6.3V 電流:0.15A


(規格)

A1級増幅用最大定格・・Ep:300V  プレート損失:3.5W  ヒーター・カソード間耐圧:200V

A1級動作例

Ep:250V Ip:10.5mA Eg:-8.5V μ:17 Gm:2200μモー rp:≒7.7KΩ

注意・・・ヒーターがカソードに対して正の場合は直流分は100Vを越えないこと。 又、グリッド回路の抵抗は、固定バイアス時は250KΩ及び自己バイアス時は1MΩ を越えないこと。


C級電信用最大定格・・Ep:300V Ip:25mA -Eg:50V Ig:8mA Pp:5w H-K間耐圧:200V

C級動作例

Ep:300V Ip:25mA Eg:-27V Ig:≒7mA 励振(ドライブ)電力:≒0.35W Po:≒5.5W


      6C4


 6C4は、日本では昭和25〜6年頃から生産されたST管に替わるミニチュア管(MT管)の一つで各社で作られました。小型MTタイプですが、小出力高周波C級電力増幅管(HF〜VHF)としても使用出来、真空管時代の最後まで(昭和54年頃まで)生産され、市販機器やアマチュア製作機器にと幅広く使われました。

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