6BN8 |
(双2極 3極 複合管) eH:6.3V iH:0.6A
3極部 最大定格
EP:330V EG:0V P損失:1.7W
2極部 最大定格
せん頭プレート電流:54mA(各プレートごと) 直流プレート電流:9mA(各プレートごと) H-K間耐圧:ヒーター正 100V 負 200V
3極部 A1級増幅動作例(特性)
EP:100V (200V) EG:−1V (−3V) rp:≒21KΩ (28KΩ) gm:3.5mモー (2.5mモー) μ:75 (70) IP:1.5mA (1.6mA)
6BN8
6BN8 は、双2極部をテレビ受像機やFMラジオの音声レシオ検波 並びに AFC回路用 及び 3極部を、音声復調後の低周波増幅やテレビの同期信号分離・・などを目的として開発された球で、それぞれのユニットは独立したカソードを持つ用途の広い真空管です。 (写真は東芝製)
6BN8 の、日本での最初の使用例は、私が知る限り 1959〜61年(S・34〜36年)にかけて各社で製造された初期モノクロ・テレビの音声検波と音声周波増幅・・ではなかったか(?)・・と記憶しています。 それまでのゲーデット・ビーム管検波(6BN6等の)から 6BN8 のレシオ検波に変わり、格段にテレビの音質が向上しましたから特に印象に残っています。
(6BN6・・は、特種管の頁を参照してください)