(3)・・イコライザー(EQ)段の考察
EQ回路は CR型 NF型 CR-NF混合型 などが有りますが、このどれかに決めなくてはなりません。
当プリアンプのように、コントロール機能を持たせて一つのケースに組み込む場合、NF型は避けられないのではないか(?)と思います。 NF型で過去に最も気に入った音質であったのはマッキントッシュC-22のEQ回路です。
そういう訳で、ここはマッキンC-22EQ回路をそのまま利用することに決め、又、RとLチャンネルを一本の球で共用したくないのでカソードフォロアーを真空管の内部抵抗に置き換えました。 下図にその回路を示します。